ご挨拶
「ae The Sounds Company」(福岡県古賀市・代表 高祖英樹)のホームページをご覧頂き誠にありがとうございます。
聴覚細胞が破壊され難聴を患ってしまうと、現在の最新医療でも聴力回復は困難、補聴器使用でも言葉の認識度は上げられないという難しい問題があります。補聴器製造メーカーでエンジニアとして商品開発を行っていたときに、この問題に直面し、難聴になる前の「耳の予防策」の必要性を痛感いたしました。
現在では、虫歯予防策として「歯磨き」は、子供のころから習慣づいており、社会的に受け入れられています。しかし、「耳の予防策」は、未だ認識されていません。日常的に大きな音の中で作業をするような場合でも、その状況に慣れてしまい、「耳の予防策」を忘れてしまっているのが現状ではないでしょうか。
「ae The Sounds Company」では、「音の透明感、空気感をいつまでも届けたい」をテーマに、主要製品となる「機能性耳栓」を、それぞれの使用状況に最適な形で、社会に提供していくことで、「耳の予防策」を普及し、社会に貢献できればと考えています。また、お客様からの必要性、要望に敏感に対応できるよう体制を整え、製品、サービスを向上させて行く所存です。
今後とも一層のご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
所在地
〒811-3114
福岡県古賀市舞の里2-6-6
ae The Sounds Company(エーイー・ザ・サウンズカンパニー)
東証1部上場企業様へのコンサルティング実績
平成26年度補正予算 ものづくり・商業・革新補助金 採択事業者
平成26年度補正予算 小規模事業者持続化補助金 採択事業者
平成27年度補正予算 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金 採択事業者
平成27年度補正予算 小規模事業者持続化補助金 採択事業者
経営革新計画 承認事業者
「使用状況に応じたカスタマイズできる安全担保、利便性を重視した耳栓の開発・販売」
(承認番号 4698;承認日 平成27年7月31日;計画期間 平成27年1月~平成29年12月)
特許申請実績
ae The Sounds Company(エーイー・ザ・サウンズカンパニー)は耳栓研究開発の専門企業として、常に社会に貢献できる独創性の高い製品作りをすすめています。
今後も、社会の課題に積極的に取り組み、独創的な研究、製品開発活動を進めてまいります。
特願2016-120498 耳用音響フィルター (共同出願団体:岡山県)
・国内:特許査定
高祖英樹(たかそひでき)略歴
音に関する研究は、アメリカの大学に通っていた時(1998年)から・・・
大学院(中退ですが・・)で、音声、発話の研究を知覚実験、脳イメージングで行っていました。
補聴器メーカーで、補聴器新製品開発、補聴器用耳栓の試作、量産を行っていました。
米国バージニア大学心理学科卒
英国ロンドン大学(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)心理学科大学院中退
補聴器製造メーカー設計開発部 開発エンジニアを経て
岡山リサーチパーク・インキュベーションセンターにて創業
2014年7月 事業所を福岡県古賀市に移転
【 過去の実績 】
眞田, 高祖 (2019),“耳のインピーダンスを考慮した場合の耳栓音響フィルタ特性”, Dynamics and Design Conference, 2019 August, Fukuoka, Japan.
解説: 耳の特性を考慮して提唱している耳栓の遮音特性を予測し,実験によって検証することで,実際の使用時における提案耳栓の有効性を示した。結果より,実際の耳栓の使用時においても,提案耳栓により特定の周波数の音を選択的に透過する性能が得られることを実証した。
眞田, 高祖 (2018),“弾性板と微小孔による耳栓音響フィルタ特性”, Dynamics and Design Conference, 2018 August, Tokyo, Japan.
解説: 提唱している弾性板を用いた耳栓用音響フィルターについて遮音性能に与える影響について計測を行い、原理について確認を行った。また、さらに微小孔を用いることでの音響特性への影響について検証した。
眞田,高祖 (2016),“微小孔が耳栓の遮音特性に与える影響について”,岡山県工業技術センター報告,Vol. 42, pp. 39-40.
http://www.pref.okayama.jp/sangyo/kougi/All/report/pdf/2015/H27-14.pdf
解説: 市場に多く流通している耳栓用音響フィルター(微小孔を用いて音響特性を調整)について遮音性能について与える影響について計測を行い、原理について確認を行った。
Takaso H, Eisner F, Wise RJ, Scott SK.
The effect of delayed auditory feedback on activity in the temporal lobe while speaking: a positron emission tomography study. Journal of Speech, Language, and Hearing Research 2010 Apr;53(2):226-36.
解説: PETスキャナによって発話時の自声音の知覚時の脳活動を計測した。特に、自声音が音の周波数など感覚器の知覚レベルで処理が行われているか、脳による高次な認識レベルでの処理が行われているかを検証した。
Larson, C., Takaso, H., Sun, J. Hain, T. Vocal responses to multi-dimensional acoustic perturbations. Conference on Motor Speech: Motor Speech Disorders, 2006 March, Austin, TX, USA.
解説: 発話時にモニターされている自声音の音響的側面とはどのような情報であるかを発話運動の変化により計測した。
Larson, C.R., Altman, K. W., Takaso, H., Hain, T.C. Interactions between auditory and somatosensory feedback for voice F0 control. International Conference on Voice Physiology and Biomechanics, 2006 July, Tokyo, Japan.
解説: 喉頭部麻酔により、発話運動制御に対する自声音の知覚の依存性が上がるかを発話運動の変化により計測した。
Larson, Charles R., Sun, J., Takaso, H. Effects of simultaneously presented pitch- and loudness-shifted voice auditory feedback on voice fundamental frequency. Acoustical Society of America, 2005 May, Vancouver, BC, Canada.
解説: 発話時にモニターされている自声音の音響的側面とはどのような情報であるか声の高さ、大きさに限定して発話運動の変化により計測した。
Scott SK, Takaso H & Wise R.
PET studies of speech production roles for auditory cortex in the control of timing and delayed auditory feedback. Rhythm Production and Perception Workshop, 2005 July, Alden-Biesen, Belgium.